ケルト十字 · 10 枚

ケルト十字

百年以上受け継がれてきた定番の大型スプレッド:10枚で、ひとつの出来事の現状、根、過去と未来、自分と環境をすべて広げる。情報量が多く、読み方には主従がある——まず「現状 → 交差 → 結果」の主軸を通し、それから残り7枚で肉づけする。並べ方はウェイト原著どおり:2枚目は1枚目の上に横向きに重ね、右の4枚は縦一列の「杖」として下から上へ読む。

  1. 現状

    あなたがいま身を置くエネルギーの中心。局全体の原点。

  2. 交差 / 障害

    現状の上に横たわる力。現状と相剋なら躓きの石、相生なら踏み台——一律に障害と読まないこと。

  3. 根

    物事の深い土台、すでに定まっている基盤。意識の下で働いている。

  4. 過去

    退場しつつある影響:現状を形づくったが、力は弱まっている。

  5. 目標 / 意識

    意識の上であなたが望んでいるもの——それが本当に必要なものと一致するとは限らない点に注意。

  6. 未来

    まもなく入ってくる短期の流れ、次の一歩の風向き。

  7. 自分の姿勢

    この件に対するあなたの構えと自己認識。

  8. 環境

    周囲の人や環境がこの件をどう見て、どう影響しているか。

  9. 希望と恐れ

    もっとも望むことともっとも恐れること——多くは同じ一枚の裏表で、恐れているものはたいてい望んでいるものの影。

  10. 結果

    各方向の力が合流したあとの行き先。1・2とつないで局全体の主軸になる。

よくある誤読

  • 10枚に均等に力を配る——まず1-2-10の主軸を読み、残り7枚は肉づけと修飾。
  • 2番目を一律に「障害」と読む——交差のカードは現状と相生のときは助力になる。
  • 9番目を希望だけ、あるいは恐れだけで読む——それは同じ硬貨の裏表で、恐れているものはたいてい望んでいるものの影。